2018年5月17日、いじめが原因で深草知華(17)が自殺しました。
その日、祖母が発見したときには既に、知華さんは首をつって亡くなっていたといいます。
実はこの日、SNSへの投稿による「誤解」が原因で同級生と学校内でトラブルになっていました。
そして、2021年4月、深草知華さんの両親は加害生徒4人に慰謝料1100万円を請求する訴訟を起こしました。
おとなしく控えめな性格だったという深草千華さん。
高校3年生の授業中に「死ねばいい」などの誹謗中傷を受けたのち、学校を3時間で早退し、その後自殺をはかったと見られています。
そんな彼女が通っていた高校が気になります。
また、SNSをきっかけにいじめにあっていたことをうかがわせる遺書が残されているということで、その内容も気になります。
そこで、この記事では「深草知華の高校はどこ?いじめの原因はSNSで遺書は?」と題してまとめていきます。
深草知華の高校はどこ?
深草知華さんが生まれ育ったのは、熊本県北部の人口5万人ほどの町です。
彼女が通っていた高校では、生徒同士の関係性で、特に女子のLINEグループの間で、ターゲットを決めて仲間外れにするという風潮があったといいます。
ではその高校は一体どこなのかを調べました。
テレビなどの報道では学校名は公表されていません。
しかし、深草知華さんは熊本県北部に住んでいるという点から、熊本県立岱志(たいし)高等学校であることが
ネット上においては有力視されています。
ただ、正式に公表されているわけではないので、断定はできなさそうです。
いずれにしても学校にいじめを助長する風潮があるのはよくないことですので、二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、日本全国の学校でいじめ対策を強化してほしいものです。
深草知華のいじめの原因はSNS?
深草知華さんが自殺するきっかけになったのは、SNSだったといわれています。
インスタグラムへ知華さんが投稿した内容に、同級生が誤解し、4人の生徒が知華さんへのいじめが起こりました。
投稿した内容というのは次のようです。
2018年の5月16日の放課後に知華さんが、男子生徒らが撮影していた動画にたまたま写りこんでしまい、その動画がインスタグラムに投稿されます。
その動画を確認したクラスメートが(当時知華さんが交際していた)男子生徒に動画を見せ、動画を広めていきます。
その後、動画を見た生徒5人が授業中に「死ねばいい」「彼氏いるなら彼氏大事にせなんやん」と知華さんに対して、悪口を言い始めました。
実際は、2年生の男子生徒が自分たちを撮影していたところを、偶然知華さんが写りこんでしまっただけですが、
その真偽を確認せず、クラスメートが知華さんを追い詰め始めました。
その後知華さんは3時間目の休み時間に学校を早退し、自ら命を絶つことになりました。
これについて、2年生の男子生徒にちゃんと真偽を確認していれば、知華さんが責められることはなかったでしょうから、決めつけによって自殺に追い込まれたことを思うと、本当に胸が痛みますね。
また、一緒になって知華さんを責め立てるクラスメートの雰囲気もまた、知華さんをどれほど追い込んだことでしょう。
小さな誤解でもここまでの大事になるのですから、誤解というのは本当に恐ろしいものです。
深草知華の遺書は?
誤解によってクラスメートに追い詰められ、自殺を図った深草知華さん。彼女は祖母によって発見されましたが、その際に遺書が残されていたと見られています。
その遺書には何が書かれていたのでしょうか。
報道によると、遺書には「死ねばいい」などと言われいじめにあっていたことを伺わせる内容が書かれていたそうです。
今回のケースは、SNSでの誤解をきっかけに起こりました。
誤った情報が拡散されてしまい、人を徹底的に追い詰めてしまうということもあるのだと驚かされます。
今後、二度と同じようなことが起こらないように、情報を確かめることの重要性をSNSを頻繁に利用する現代の若者たちは、理解する必要があります。
まとめ
この記事では「深草知華の高校はどこ?いじめの原因はSNSで遺書は?」と題して、調査をしました。
まず、深草知華さんの高校はどこなのか調べました。
報道によると、熊本県北部にある高校であることが明らかになっています。
また、いじめの原因は、男子生徒の撮影している写真に、偶然深草知華さんが写りこんでしまい、SNSに投稿されたその写真を見たクラスメートが、彼氏がいるのになんでほかの男子と写っているのと、真偽を確かめずに追い詰めたことがきっかけとなっています。
また、残された遺書にもいじめがあったことがほのめかされており、いじめによって自殺に追い込まれたのだと分かりました。
今後、同様のケースでいじめが起こらないよう、若者たちがSNSの使い方を見直していかなければなりませんね。